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業態チェック


弊所が決算時に納品する「黒字計画書」には「業態チェックシート」があります。
年に1回、既存の「業態」を見直してもらうことが目的となります。
弊所では「業態」を「商品・サービスの売り方」として定義しています。

業態チェックは「5W2H」の7項目をチェックします。
ビジネスが継続している場合には、必ず7項目を記入することができます。
記入した7項目について、「見直し」による化学反応をディスカッションします。

例えば税理士駒木根事務所の既存ビジネス7項目は、
(1) 飲食店に
(2) 黒字計画書を
(3) 飲食店の成長のために
(4) 東京で
(5) 9時から18時まで(残業もありますが・・・)
(6) 訪問により
(7) 業界平均価格で
サービスを提供しています。
この7項目について「見直し」をディスカッションします。
例えば・・・
同じメンバーで「栃木」でビジネスをやったらどうなるだろう?
営業時間を「夜間」にしたらどうなるだろう?
サービスを電話とメールのみで「訪問をなし」にしたらどうなるだろう?

ちなみに税理士1人あたりの会社数は東京20社、栃木90社です。
業種は異なりますが、書店や病院で早朝営業で売上アップに成功した事例もあります。
大切なことは既存ビジネスの殻を破る機会を作ることです。
皆さんも年に1回は、「業態チェック」をしてみてはいかがでしょうか?


2016年8月8日 駒木根大輔